本日はHOLDENからジャケットが新入荷しております。どちらもスノボーウェアながらアーバンテイストも併せ持つ、かなりオシャレなジャケットですので是非チェックして下さい。

さて、ブランド説明欄にも書きましたがHOLDENというブランド名は、デザイナーであるMikey LeBlancが好きな小説である「ライ麦畑でつかまえて-The Catcher in the Rye-(1951年J. D. サリンジャー著)」の主人公ホールデン・コールフィールドからとったと言われています。ちなみに「ライ麦畑でつかまえて」は累計発行部数6000万部以上の海外小説の大大ベストセラー。僕も中学ぐらいで読んでます。

ある時は若者のバイブルとして、ある時は歴史の暗部の象徴として、時代を超えてとりあげられてきた「ライ麦畑でつかまえて」。主人公のホールデン・コールフィールドは新たなアンチヒーロー像として、カウンター カルチャー世代からの大きな反響をもって受け入れられました。もしかするとMikey LeBlancも、自らのアンチテーゼ感をこのブランド名に込めているのかもしれません。

元々主人公であるホールデン・コールフィールドの名前も、チャールズ・ディケンズ(UK紙幣にも描かれたほどの小説家)が書いたデヴィット・コパフィールドという、多くの人達から愛される主人公像へのアンチテーゼからつけられたとも言われています。カウンターカルチャーやヒッピームーブメントのど真ん中で、当時の若者達に多くの影響を与えたのは必然だったのかもしれません。実際HOLDENのデザインも、今までのスノボーウェアの概念を覆すようなものが多く見られますし、一度その辺りどう考えているのか聞いてみたいとこですね。